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【WEB制作の基本】ホームページの種類と目的

更新日:2022年12月01日
【WEB制作の基本】ホームページの種類と目的

「Webサイト」ときいて、あなたはどのようなものを思い浮かべますか?

企業ホームページや検索サイト、ネットショップを思い浮かべた方もいるかもしれません。
このようにたくさん存在するWebサイトの種類ですが、ビジネスの目的によってどのタイプのWebサイトを作るかが決まってきます。

今回の記事では、Webサイトの種類と目的について、初心者の方にもわかりやすく、解説していきます!

Webサイトの種類とその目的

会社案内として企業の信頼性と認知を上げる『コーポレートサイト』

コーポレートサイトとは、会社が公式に運営・管理するWebサイトのことです。

取引先やクライアントに対し『当社がどんな会社でどんなことをやっているのか』を知ってもらうための情報を掲載し、オンライン上の会社案内として、企業のイメージアップや信頼性・認知度の向上を目的とします。

主に会社概要や沿革、事業案内、企業理念など、その会社が「どんな会社でどんなことをしているのか」を伝えるための、いわば名刺代わりにもなりうるものです。

会社の魅力を伝え求職者にエントリーを促す『リクルート(採用)サイト』

リクルートサイトとは、その名の通り「求人」「採用」に特化したサイトです。

取引先やクライアント…ではなく、就職先・転職先を探している求職者に向けて『当社はどんな会社で、どんな先輩たちがいて、どんな理念で仕事をしているのか。実際に入社したらどんな環境でどんな業務をするのか』を知ってもらうための情報を掲載し、公式の求人情報サイトとして、より良い人材の採用を目的とします。

業務内容、福利厚生、理念、ビジョン、先輩社員の声やインタビュー、職場での1日の様子などを掲載し、自社に興味を持った求職者に向けてエントリーを促す役割を持ちます。

商品をオンラインで購入してもらう『ECサイト』

ECは「Electronic Commerce(電子商取引)」の頭文字をとったものです。ECサイトはインターネットで商品を販売するためのサイトのことで、ネットショップやインターネット通販を提供するためサイトです。

数十点~多いと数千点の商品を掲載し、ユーザーにその商品を購入してもらうことを目的とします。
ECサイトには「モール型」と「自社サイト型」の2種類が存在します。

◆モール型ECサイト
モール型ECは、Amazon、楽天市場のように複数のショップを集めて構成したインターネット上のネットショップのことです。

◆自社サイト型ECサイト
自社サイト型ECは、独自のドメインを取って、その企業自身が運営するネットショップのことです。

様々なコンテンツへの玄関口となる『ポータルサイト』

ポータルサイトとは、様々な情報を収集する際に入口となるサイトのことです。
ポータルサイトは、ユーザ側が得られるメリットと企業側が得られるメリットがあります。

まず、ユーザ側としては、インターネット上には多くの情報があり中で、一目ではどこに何があるのかは分かりません。そこで、ポータルサイトの検索機能やカテゴリーからの検索、リンク集などを使って欲しい情報を簡単に探し出せるということが挙げられます。

一方の企業側としては、ポータルサイトだけでは接触できなかったユーザとの接点が持てる可能性を秘めており、且つアクセス数が上がることでポータルサイトをWEBメディア化して広告費を得られるというメリットが挙げられます。

お店やクリニックへの直接来店や予約獲得を目的とする『店舗サイト』

店舗サイトとは、実際に店舗を構えている物販・飲食・クリニックなどが運用するサイトです。

お客さまに対して『どこにある、どんなお店で、どんな商品・サービスを提供しているのか』を知ってもらうための情報を掲載し、わかりやすいアクセス案内と共に、直接の来店、あるいは電話予約やオンライン予約を促し、来客数の向上を目的とします。

店舗概要、メニュー(サービス・商品紹介)、料金、店内写真、アクセス案内、公式SNSなどのコンテンツでお店の魅力が伝わるように構成し、来店見込みのあるユーザーへ広く情報を発信する役割を持ちます。

サービスのPRとWEBからの集客に特化する『サービス・ブランドサイト』

サービス・ブランドサイトとは、自社で提供するサービス・ブランドを訴求し、WEBからの集客・コンバージョンの獲得に特化したサイトです。

例えば「サービス名+対応地域名」などでSEO上位を狙い、Google・Yahoo!検索、あるいは広告などから見込み客をアクセスさせ『どんなサービスでどんな特徴があり、そのサービスを利用することでどんな未来を実現できるのか』をわかりやすく掲載し、見込み客からの問い合わせや申し込み、資料請求などの獲得数を増やすことを目的とします。

サービスの概要、自社のサービスが選ばれる理由、メリット・デメリット、実績、お客様の声、他社との違い、ご利用の流れ、よくある質問など、そのサービスに関する情報を網羅的に掲載し、見込み客にサービスの理解を深めさせるとともに、そのサービスを利用した先のより良い未来をイメージさせ、顧客の増加を促進させる役割を持ちます。

特定のテーマで記事や動画といった情報を配信する『メディアサイト』

メディアサイトとは、ニュースやおもしろネタ、ある特定の分野の専門情報など、たくさんの「記事」で構成されるサイトです。

例えば不動産会社が運営するメディアサイトであれば、おしゃれなデザイナーズ物件を紹介したり、賃貸選びで気をつけること、内見の際はこんなポイントに注目すべし、お客さん100人に聞いた住んで良かった街ランキング、などのコンテンツを記事として定期的に更新し、引っ越しやマンション購入を検討しているユーザーの集客に繋げることを目的とします。

また、メディアサイトの目的は自社サービスへの集客だけとは限りません。芸能ニュースなどを頻繁に更新しているようなメディアサイトは、広告収入で利益を得ている場合も多く、サイトを訪れて記事を読んでもらい、他社の広告をクリックしてもらうことを目的とする場合もあります。

WEB広告からのクロージングに特化した『LP(ランディングページ)』

LP(ランディングページ)とは、商品やサービスの紹介からお問い合わせまで、1ページのみで構成された縦長のページです。

主にリスティング広告などから誘導し、直接的なコンバージョンを獲得することを目的に作られるケースがほとんどです。LPを作るうえで最も重要な要素は、デザインでもSEOでもなく、ストーリー設計とライティングです。冒頭のキャッチコピーでいかにユーザーの興味を惹き、下へ下へと読み進めていくにつれどんどんその商品を購入したくなる(そのサービスを利用したくなる)よう巧みにストーリー設計が施され、商品(サービス)の魅力が十二分に伝わるよう文章や画像、場合によっては図や動画を用いて構成します。

LPの多くが1ページのみで作られている理由は、無駄なページ遷移を省いてサイトから離脱されることを極力防ぎ、コンバージョン率を最大化するためです。

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フェア・デザインではホームページから
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