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【デザインの基礎】デザインとアートの違い

更新日:2023年07月01日
【デザインの基礎】デザインとアートの違い

「デザインとアートの違いとは何か」「デザイナーですか?それともアーティストですか?」デザイナーとして仕事をしていると、この手の話題が挙げられることが多々あるかと思います。

なんとなく違いがあるのは理解しているけど、説明はできないといった方も多いでしょう。

この記事では、デザインとアートの違いを解説していきます!

デザインとアートの共通点

デザイナーもアーティストも「クリエイター」の括りに入ります。
クリエイターの活躍の場は、映像、WEB、サウンド、ゲームなど媒体はさまざまです。
クリエイターとは「考えや思いをなんらかの媒体に落とし込み、表現のできる人」の総称です。
この考えがデザインにもアートにも共通部分だと言えます。

デザインとアートの違い

アートとは

アートは「自分の思いを表現したもの」です。

喜怒哀楽の感情や社会に対しての"なぜ"といった感情をなんらかの媒体を通して表現したものです。
アートはあくまで自分の感情を表現したものなので、見た人がアーティストの表現を感じ取ることになります。
また、"なぜ"といった本人の中での"問い"が作品として現れているため、それを見た側によって答えが変わるのもアートの特徴です。

デザインとは

デザインは他人の思いを目に見える形で表現したものです。
最初から「お客さんや不特定多数の人に対しての答え」を形にしたものともいえます。
デザインの場合は"答え"を最初に伝えるためみんなが理解できることが前提になっているのがデザインの特徴です。

役割の違い

アーティストとデザイナーは共通してクリエイターと表現されますが、それぞれの役割が違います。
アーティストであれば、自分の好きなように表現した作品を作ることができますが、その分、収入にはつながりにくいです。
一方、デザイナーであれば、クライアントに依頼されることで作品作りを行うため、収入にはつながりやすいですが、クライアントの意向に沿った作品を作る必要があるため、自分では納得できない作品になる場合もあるでしょう。

デザインアート
対象他人自分
目的課題解決自己表現
視点客観的主体的
答え複数1つ
伝達重要である重要でない
説明責任ある責任ない
数量複数1つ
工賃発生する発生しない

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